つまり要するに、やっぱり私は変態というやつなんだろうか。




「うーん・・・・・・」

外で派手にどんぱちやってるターレス様率いる男共を船から眺める。
戦闘力なんてないに等しくまさに「ごみ」に近いパンピーの私は、制圧している間は此処から出してもらえない。

別にそんな危険を侵してまで外に出たいとも思わないから、手伝えとか言われないだけまだ良いんだけど(制圧が終われば後は自由だし)



「あ。」


ターレス様が、動かなくなった体をごろ、と蹴った。


「うーん・・・・・」


嗚呼、あの死体になりたい・・・・・


とまでは思わないけど、多少は、まぁ、いいなぁとか思ってみたり。



「何か私ヤバい人みたい。」
「『みたい』じゃなくて実際ヤバいだろ、は。」
「たたたターレス様!?」

ずざざ、とごみとは思えない素早さで後退り。

・・・・何か、さりげなく酷いこと言われた気がするんですが。


「終わったから出たいなら出ていいぞ。」
「ぁ、はい、ありがとうございます。」
「・・・・で、何がヤバいんだよ。」


・・・・聞かれてた。
そして、やっぱり、突っ込まれた。

何か楽しそうだし!絶対根っからの鬼畜だよこの人!畜生好きだっつーの!!


「あー・・・・もし私がターレス様に向かって『踏んでください』とかお願いしたらどうします?」
「・・・・は?」

おおぅ、珍しい。

ターレス様が目を見開いて驚いてらっしゃる(ちょっとカワイイ)


「どうって・・・・とりあえず引く。」
「ですよねー。」

うん、やっぱそれが普通でしょ。

「何、お前踏まれたいの?」
「いや、別にそういうわけじゃ・・・ないと思う、んで、す、が・・・・・?」

ヤバい。言ってて自信なくなってきた。

「・・・・ま、アレだ。俺は好きな奴ほどいじめたくなる性分だからな。
 踏む踏まないは兎に角、そういうコトに及ぶようになったらそんときゃとことんいじめ倒してやるよ。」

くっと笑ってから私の頭をくしゃりと撫でて、白い布をなびかせてターレス様は出て行った。



取り残された私の顔は、多分かなり赤い、筈。



「・・・・・ど、どうしよう・・・・・燃(萌)えるおネダリの台詞とか考えといた方が良いのかな・・・・!?」




嗚呼、何だかやっぱり


私、は変態サンみたいです。









一人や二人や三人ぐらい、タレに対してこんなこと思ってるお嬢様がいらっしゃってもおかしくはないじゃない!
という開き直りのもとで書かせて頂きました。
吃驚するぐらい楽しかったです(笑)